やっぱり音楽は「間」だよね。

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先日、打ち合わせで

あるワインバーに行った時に

マスターがこう言ったんです。

 

「やっぱり音楽は間だよね」。

 

私も全く同感でした。

 

「間」はその奏でる音楽を生かしもするし

殺しもすると思います。

 

如何に奏でるかよりも

「如何に休むか」。

 

出ている音には「聞こえる」という意味での

実態があるのですが

「間」には実態がありません。

 

でも

実態のないものの中にこそ

本質があるのかもしれません。

 

ジャズでいうグルーヴは

休符で表現するもののように思います。

 

また、シャンソンなど

自由なリズムを求められる音楽では

音が無いという空間が存在しますが

奏でる者にとって怖いものでもあります。

 

空間があると

音で埋めたくなったりします。

 

ちょっとした間があることで

言いようもない感動を覚えたりすることがあります。

聴覚だけではなく

視覚からも「間」を感じることが出来ます。

 

 

「間」を美しく奏でる。

 

こんな演奏者でありたいと

思っています。