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    音楽コミュニケーション・ワークショップ

    2014年

     

    札幌大学にて

    「音楽でコミュニケーション」をテーマにした

    ワークショップを行いました。

     

    私は以前、即興劇でキーボードを担当した事があります。

     

    役者さんの動きに合わせて

    効果的な音楽を奏でます。

     

     

    即興劇は終わり方が難しいと思います。

     

     

    役者さんは一人ではなく

    数人いるのですが

    「どこでストーリーの終わりとするのか」

     

    全員の意思を無言で確認し合います。

     

     

    「音楽コミュニケーション」ワークショップでは

    この経験を活かしたプログラムにしました。

     

     

    円になって参加者が椅子に座っています。

    ①一人がペットボトルを持ち、
    「叩く」「擦る」「つま弾く」などの方法で音を鳴らします。

     

    一人が鳴らし終わると

    次の人に渡し、次の人は前の人とは違う方法で鳴らします。

     

     

    このようにしていると後半になるほど

    方法がなくなってくるので知恵を絞ります。

     

     

    この場面でのテーマは「想像」です。

     

     

    「他の人が思い浮かばないような」

    方法を生み出します。

     

     

    ②テーブルの上に様々な小物を沢山おいておきます。

    その小物を使って音を出します。

    一人ずつ、あるイメージをもって、そのイメージに合う音を出します。

     

     

    次は私がホワイトボードに書いておいた

    キーワードを見せます。

     

    「枯葉」「夏の風」「太陽」「月」「星」など
    15項目位書き記します。

     

     

    一人がこのキーワードの中から一つを選び

    そのイメージに合った音を作って出します。

     

     

    聞いている全員は、

    それがどのキーワードを元にした音なのかを当てます。

     

     

    ここでのテーマは「人に伝える」です。

     

     

    「思う」だけでは人には伝わりません。

    いかにして人に分かりやすく伝えるか。

     

     

    始めは一人で音を出しますが

    慣れてきたら

    2~3人のグループにして

    グループごとに一つのキーワードを元にした音を作り

    他のグループの人が

    どのキーワードを表現していたのかを当てます。

     

     

     

     

    ③3~6人程度のグループを作ります。

    各グループにポエムを渡し、ポエムの朗読に合わせて

    全員で音を奏でます。

    15分間位、話し合いの時間を持ちます。

    慣れてきたら即興でも。

     

     

     

    先の即興劇で触れたように、ここで重要なのはエンディングです。

     

     

    グループ全員が「ここで終わりです」という気持ちになるよう

    心をひとつにしなければなりません。

     

     

    全員の思いがひとつになると

    その思いが聞く人にも伝わって

     

     

    拍手が起こります。

     

     

    この場面でのテーマは「協調」。

    メンバーの音をよく聞いて

    自分がどこでどのような音を出したら

    より効果的かを考えます。

     

     

    ④最後に各グループの発表の感想を述べ合う。

    他のグループと自分のグループの違いを言う事で

    互いを受け入れ、認め合います。

     

     

    ここでのテーマは「人に関心を持つ」。

     

     

    このワークショップの締めくくりとして

    私が生徒さんに言いたかったこと。

     

     

    それは。

     

     

    「コミュニケーションは聞くことから始まる」という事です。

     

     

    これからの時代

    人と関わることが益々困難になるでしょう。

     

     

    本当は難しいことではないんです。

     

     

    でも、人と関わる時間が少なくなるにつれて

    そのハードルは高くなっていきます。

     

     

    私が大好きな音楽という素養を用いて

    コミュケーションについて学ぶ機会を

    これからも増やしていけたらと願っています。

     

     

     

     

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